kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

テクノビット7100を用いたサンプルの包埋



試薬 FAA(ホルマリン:氷酢酸:70% EtOH=1:1:18)要時調製

テクノビット7100予備浸漬液 (liquid : hardner I powder=100 ml:1 g)

包埋液 (予備浸漬液:hardener II=15:1)


1日目 (1 h)

固定 FAA(組織の20倍程度)に試料を入れる 5 ml アシストチューブ利用

バキューム 20 min

サンプルが浮かんでくるまで数分(泡が消えるまで,突沸注意)脱気後バルブを閉じて20 min放置、もしくは数分脱気後バルブを閉じ、ポンプをはずした後、すぐにバルブをリリース。サンプルがすべて沈むまで繰り返す。バルブのリリースは緩やかにしないと組織を痛める。

O/N

2日目 (5-9 h)

脱水 60% EtOH

80%

90%

99.8% x2

100% x2

各30 min – 1 h

前浸漬 100% EtOH : テクノビット7100予備浸漬液=1 : 1溶液 (1ml)1 h

予備浸漬 テクノビット7100予備浸漬液 O/N

3日目

包埋 包埋液を準備 (予備浸漬液:hardener II=15:1)

サンプルを包埋 重合硬化 RT O/N (1-2 hで硬化)

#空気を遮断することが重要

#ぬめりが残るときは60℃ 2 h

ヒストブロックへの固定

テクノビット3040を用いてサンプルとヒストブロックを固定 30 min

トリミング

切片作成

水で展伸、空気乾燥

染色観察