kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

ハードウェアも完成



PICプログラム、データ解析用エクセルシート、Clie用シリアルケーブルは完成していたが肝心の計測器のハードウェアがブレッドボード上のバラック状態だったので、基板にハンダ付けを行った。

だいたい4cmx5cmくらいのユニバーサル基板上に適当に配置し、ハンダで繋いでいった。使うパーツといえばPIC16F648A、MAX232互換のシリアルインターフェースADM3202AN、0.1uCの積層コンデンサ6こ、トランジスタSC1815、3端子レギュレータ78L05、10kΩ抵抗3本。これだけなので配線図も引かずに行き当たりばったりで配線してみた。その結果、どうもおかしい。あ!+/-逆になってる。あわてて直したけど、やっぱりおかしい。動かないままその日はあきらた。

翌日テスターで各所の電圧をチェックしてみる。その結果3端子レギュレータの出力がOVになっていではないか。逆接続であえなく昇天してしまったんだろうか。手持ちにストックがなかったので使ってない基板からとってきてつけ直してみたところ見事動作。

ようやくハードも完成となった。とりあえず基板裸ではショートしても困るので適当なプラスチックケースに収めて完成。

さて、近日車載してテストせねば。どっかに適当な直線ないかな。


という訳で某大学構内を流して走ってみてデータを取ってみた。

結果は・・・いまいち。

危惧していた通りノイズがひどい。3000rpm位まではそれっぽい回転数を計算できているのだが、それを超えるととたんにノイズが入りだし、いきなり数万回転なんて言う数値が出てくる。当然パワーを計算すると1万PS超(笑)。

これではだめだ。やはりノイズを整形する回路を入れなくては。

あと、現在のデータの取り方では回転があがるにつれてサンプリング頻度が高くなり過ぎ、データの量があっという間にふくれあがり、とてもじゃないけど33MHzのPDAで処理できそうにない量になる。

アイドリングから6000rpmまでじわっと走るだけで2500回以上サンプリングしてしまっている。

ちょっとプログラムをかえてやる必要があるかも。

現状では


CCPをキャプチャモードに設定
TMR1オン
NOPループ
4パルスでキャプチャ割り込み
TMR1オフ
TMR1リセット
TMR1オン
データ整形
データ送信
割り込みより復帰

となっているのを

例えば


CCPをキャプチャモードに設定
TMR1オン
NOPループ
4パルスでキャプチャ割り込み
TMR1オフ
30000(240msec)からキャプチャされたカウントを引く
その値だけループでwait
TMR1リセット
TMR1オン
データ整形
データ送信
割り込みより復帰

とすればいいのだろうか。

これで約240msec間隔でサンプリングができるはず。