kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

PICライター(4)



さて、完成したPICライターを使ってMacからPICに書き込んで開発してやろうと意気込んでみたところ、どうも具合が悪い。とりあえず書き込みできるにはできるのだが、今ひとつ安定しない。書き込めたかと思ったらすぐにライターを認識しなくなったり。とにかくMac-ライター間の通信が安定していないような気がする。

思いあまって、ライターの開発者の掲示板でアドバイスを求めたところ、親切にもわざわざPC-ライター間の通信をテストするプログラムを作成して公開していただいた。

早速ダウンロードしてテストしてみたところ、でるわでるわ、エラーの山。指摘された配線をチェックしてみるも全く間違いは見つからないし、テスターで抵抗値等計って見てもほぼ適正値を示している。

ここで、状況の切り分けを行うために、まず環境を単純にしてみることに。

Mac+VirtualPCをやめWinPC実機を使ってみると、備後、もといビンゴ!全くエラーなく通信ができていることがわかった。結局のところG3-400のMac上のVirtualPCのエミュレーション速度が足りていない可能性が高いわけで、やはりMacだけでのPIC開発は難しいなあという結論に達した。

安いWindowsマシンを買うことにしよう。

ちなみに職場においているMacmini (G4-1.25GHz)で試してみたらあっさり通信できた。結局のところWindowsエミュレータを動かすにはG3-400やG4-450ではちょっとパワー不足ってことね。いっそWin2000をやめてWin98SEあたりにしてやれば逝けるのかもしれない。もしくはDOS版を作ってもらうか(w

という訳でG4-450にWindows98を入れてみた。その結果98ならほぼエラー無く通信できる事がわかった。やはり2000が重すぎたようだ。これでMacでのPIC開発のめどが立った。