kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

日記用サーバーの構築 その1

ここ何年かmixiで日記を時々書きながらコミュニティーなんぞにも書き込みをしてきた訳だが、大分飽きてきた。参加していたコミュニティーもいつの頃からかあんまりぱっとしない感じになってきたし、面倒くさくなってほとんど見に行かなくなった。mixiである必然性がかなり薄れてきたわけで、日記も全部このはてなダイアリーに移行してしまおうかと思ったのがことの始まり。

さて、はてなダイアリーは以前から利用しており、Macのこゆーい覚え書きや、Vmaxの整備データ等、自分以外がみてもたいして役に立たないような内容の置き場所としていた。そういう用途であったから、これまで特に不便を感じてなかったのだが、本格的に日記として運用してみると、すぐに写真のアップできる容量制限に引っかかってしまうことがわかった。文章を書くのはあんまり得意でないと思っているので、できるだけ写真で誤摩化したいところなのだ。

という訳で、mixiでもなくはてなダイアリーでもない媒体をいろいろ探してみたんだけど、どこもいまいちぴんとこないわけで。まあせっかく光で常時接続だしサーバでもたててみるかいなと思ったのさ。


これまでの試行錯誤(悪戦苦闘)
サーバー機種の選定。
自宅でほとんど使ってなくて、でもなんとかサーバがたてられそうなスペックのMacというと、iMac G5Mac mini G4、Powerbook G3-400の3機種。しかしiMacは消費電力や安定性、そして特に騒音の面で即座に却下。Mac mini G4もまあ静音サーバー向きではあるんだけど、ファンが古くなってきていてソコソコの音が出ているかもしれない。というわけでPowerbook G3に白羽の矢をたててみた。G3とはいえOSX10.4がまあ普通に動くし、あんまり動的でないサーバ用途ならまだまだ使えそうだし、低発熱のためほとんどファンも回らない。さらにHDDをCompactFlashに置き換えてやったら、完全に無音にできた。起動ディスクはHDDに置き換えた8GBのSLCなCFで実際のデータを置くディスクはPCMCIAに刺した16GBのMLCなCF。起動ディスクはSLCじゃないと話にならないが大容量は高価なので無理。データディスクは安いMLCで大丈夫なのでもうちょっと容量アップしてやってもいいかな。ちなみに使用した8GBSLCはSiliconPower SP008GBCFC300V10。既にメーカーラインナップからは落ちて、在庫のみになっているようだけど、この製品がSLCの中ではダントツで安いみたい。(2011年末時点で2,200円ほど)在庫が無くなるまでに買い足しておくべきかもしれん。

ソフトウェア
OSはMac OSX10.4。標準ではPHPは4だし標準では動いていない。apacheもVer.1.3。データベースサーバーはインストールされていない。

まずは以前構築したことのあるXOOPSを採用してみる。データベースがいるのでXAMPPを動かしXOOPSをインストールしてみるもなんかウマく動かない。そういえば以前はMAMPを使っていたような気がする。XAMPPはwindowsではよく使われているようだけどMacではちょっと癖があるのかも。しかしいま構築したいサーバはちょっと前までgeocitiesに置いていた静的なページと、mixiはてなに置いていた日記(ブログ)を置くだけなのでXoopsは要らない。なのでXoopsはやめてMovable Typeをいれてみようとしたがこれまたうまくいかない。どうもmySQLがイマイチきちんと設定できないようだ。
という訳でちょっとめげてデータベース無しの環境で動くCMSを探してみる。その前にまずはPHPを動かせるように設定する。/etc/httpd/httpd.confをnanoコマンドで編集。要sudo。

240行目 #LoadModule php4_module        libexec/httpd/libphp4.so
284行目 #AddModule mod_php4.c

の#を取る。これでOSX標準のパーソナルWEB共有(実体としてはApache ver.1)からphpスクリプトを呼び出して動かせるようになる。
(参照:Mac OS X 10.4でのPHPの動かし方 - m_e_nの日記