kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

Raspberry PiをNASとして使う

まず、ストレージとしてUSB接続のHDDを使うことにする。
フォーマットは何でもいいが、MacユーザということでここはあえてのHFS+としてみる。(ただしFAT32はマウントしたユーザーしか書き込みできないので都合が悪い。NTFSOSXでマウントするのが面倒だし。)
HDDはMacにつないでディスクユーティリティーを使ってHFS+にフォーマットした。

ラズパイにHFS+を理解させるべくいくつかインストールする。
まずはお約束のsudo apt-get updateとsudo apt-get upgradeをやっておく。
次に

$ sudo apt-get install hfsplus hfsutils hfsprogs

マウントポイントを適当に

$ sudo mkdir /mnt/hdd1

てな具合に作ってここにマウントする。
マウントは

$ sudo blkid

/dev/mmcblk0p1: LABEL="RECOVERY" UUID="E2E5-EC4A" TYPE="vfat" 
/dev/mmcblk0p3: LABEL="SETTINGS" UUID="dce489c1-18fd-4962-94af-bff07fded196" TYPE="ext4" 
/dev/mmcblk0p5: SEC_TYPE="msdos" LABEL="boot" UUID="0639-804A" TYPE="vfat" 
/dev/mmcblk0p6: LABEL="root" UUID="797cbd85-ffa7-438c-ab2d-ff5e333ccf5d" TYPE="ext4" 
/dev/sda1: LABEL="EFI" UUID="70D6-1701" TYPE="vfat" 
/dev/sda2: UUID="73d5b428-d1ce-3791-97fb-42a6e001330a" LABEL="M-eM-^PM-^MM-gM-'M-0M-fM-^\M-*M-hM-(M--M-eM-.M-^Z" TYPE="hfsplus" 

この中でUUIDを使ってマウントしてもいいが、/dev/sda2に認識されているので

$ sudo mount -t hfsplus /dev/sda2 /mnt/hdd1

これでマウントできるか確認してみる。結果OKなので、起動時に自動でマウントされるように

$ sudo nano /etc/fstab

/dev/sda2 /mnt/hdd1 hfsplus defaults,force 0 0

こんな感じ。

念のため一度マウントを解除して

$ sudo umount /dev/sda2
$ sudo mount -a

で、マウントされるか確認。

さて、続いてsambaを入れる。
とりあえず

$ sudo apt-get install samba

これ。

$ sudo chmod 777 /mnt/hdd1 -R

で読み書き自由に設定しておいて、

$ sudo service samba restart

でsambaを起動する。更に設定ファイル/etc/samba/smb.confに

[RaspNAS]
comment = PiNAS
path = /mnt/hdd1
public = Yes
read only = No
writable = Yes
guest ok = Yes
force user = pi

こういう記述を追加して、sambaを再起動するとHDDまるごと公開される。

ただしセキュリティーは最弱なのでWANから直接覗かれる、もしくは穴が空いていると超危険。


追記
FAT32でも設定次第ではフルアクセス可能とのこと

chmod 777ではだめ。
mountするときにオプションを付ける。

sudo nano /etc/fstab

UUID=xxxxxxxxxxxx /mnt/usb1 vfat auto,users,umask=000 0 0

こんな感じでOK