deep learning machineの構成をあれこれいじっているうちに動作がおかしくなってきたので、一旦リセットしてOSインストールからやり直すことにした。
ここまでの手順では
CentOS7をデフォルトの最小構成でインストール
ネットワーク設定
一般ユーザー追加
gnome desktopインストール
vncサーバインストール
NVIDIAドライバインストール
CUDAインストール
pyenvインストール
anacondaインストール
python3.6にダウングレード
tensorflow-gpuインストール
kerasインストール
という感じであったのだが、今回最小構成ではなく最初からgnome desktop、開発環境付きでインストールしたところ、これがマズったらしく、かなりツボにはまり未だ脱出できていない。
問題はvncサーバのインストールを忘れていて最後にこれを入れようとして起こった。
どうやらpyenvとvncサーバの組み合わせには難があるらしく、pyenvの環境変数を.bashrcに加えるとvncサーバを起動しても画面が表示できないらしい。
現状解決策としては.bashrcに入るはずの
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv" export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH" eval "$(pyenv init -)" export PATH="$PYENV_ROOT/versions/anaconda3-5.3.1/bin/:$PATH"
をコメントアウトし、systemctlでvncserverを起動してからログイン後にこれら環境変数をexportする、というものだが、メンドウクサス。
どうにかならないものか。
もう一回最初から手順通りにインストールしたほうが早そうだが、そのためにはサーバに直接でむかなくてはならず、これもまた面倒。
ここで気がついた。以前の環境じゃpyenvとvncが共存していたと思っていたが、単にインストールしたあと一回もrebootしてなかっただけなんじゃね?
どうインストールしてもpyenvとは両立しないのかも。
苦肉の解決策
まず、systemdによる自動起動は諦める。
.bashrcには上記環境変数を記載。
.bash_profileには
User specific environment and startup programs PATH=$PATH:$HOME/.local/bin:$HOME/bin export PATH vncserver :1 -geometry 1280x1024 -depth 24 # .bash_profile # Get the aliases and functions if [ -f ~/.bashrc ]; then . ~/.bashrc fi
のように.bashrcを読み込む前にvncserver起動を行うように順番を入れ替える。
ただ、この方法だとvncでアクセスする前にsshでログインをしておく必要があり、sshの方でログアウトしちゃうとvncも終了してしまうのでちょっとなあ。