テキストデータのフォーマットが主に3種類ある。
1. メモ
2. DOC
3. Text
このうちメモとDOCはPalm本体のメモリに保存可能、Hotsyncで同期できるが、textはMSにしか保存できない。palmwareによってはMS内のDOCデータにも直接アクセスできる。メモはファイルサイズに制約がある。
- palmwareについて
text編集可能なpalmware
a. CrsMemo
メモ(ふつうのメモと手書きメモが扱える)
Text(ディレクトリは/PALM/PROGRAMS/Memoのみ。読み込みに時間が結構かかるのが難点。フォントサイズ固定)
b. Document to GO6
DOC(編集すると標準ではWTGデータに変換される。保存画面で「名前を付けて保存」を選択した場合DOCデータで保存も可能。MSにも保存できる。ディレクトリは/PALM/PROGRAMS/DXTGのみ。MSワード書類にすることも可能。tynyフォントで編集可能だがインライン変換できない。)
c. VFSi
Text(アクセスは高速。フォントサイズは固定。ディレクトリは自由、現在は/Texts)
MSのファイル操作(コピー、移動等)も可能。
d. PenDoc
DOC(MSに保存できる。ディレクトリは/PALM/PROGRAMS/Docsのみ。tinyフォントは使えない。)
閲覧用palmware
a. J-DOC
DOC
Text(ディレクトリは/Textsのみ)
DOCとText間で相互に変換できる。
b. WDIC
メモ
DOC(内蔵、MS内任意フォルダ指定可能、現在は/PALM/PROGRAMS/Docs)
Text(MS内任意フォルダ指定可能、現在は/Texts)
PDIC形式の辞書を使って単語検索ができる。
c. PooK
DOC
Text(ディレクトリは/Textsのみ)
結局のところ、ちょっとした覚え書きをするならCrsMemoでメモ形式が素早くてよいが、そのデータをPCで活用するならVFSiでText形式を使うのがよい。既存のTextデータを閲覧するだけならWDIC、編集するならVFSi。DOCの場合、編集するならDocs to GO、閲覧ならWDIC。DOCとtext相互変換用にJ-DOC。まあ変換はMac上で行う方が現実的か。