kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

Palm デバイスにおけるテキストデータの扱いについての考察



テキストデータのフォーマットが主に3種類ある。

1. メモ

2. DOC

3. Text

このうちメモとDOCはPalm本体のメモリに保存可能、Hotsyncで同期できるが、textはMSにしか保存できない。palmwareによってはMS内のDOCデータにも直接アクセスできる。メモはファイルサイズに制約がある。


  • palmwareについて

text編集可能なpalmware

a. CrsMemo

メモ(ふつうのメモと手書きメモが扱える)

Text(ディレクトリは/PALM/PROGRAMS/Memoのみ。読み込みに時間が結構かかるのが難点。フォントサイズ固定)

b. Document to GO6

DOC(編集すると標準ではWTGデータに変換される。保存画面で「名前を付けて保存」を選択した場合DOCデータで保存も可能。MSにも保存できる。ディレクトリは/PALM/PROGRAMS/DXTGのみ。MSワード書類にすることも可能。tynyフォントで編集可能だがインライン変換できない。)

c. VFSi

Text(アクセスは高速。フォントサイズは固定。ディレクトリは自由、現在は/Texts)

MSのファイル操作(コピー、移動等)も可能。

d. PenDoc

DOC(MSに保存できる。ディレクトリは/PALM/PROGRAMS/Docsのみ。tinyフォントは使えない。)

閲覧用palmware

a. J-DOC

DOC

Text(ディレクトリは/Textsのみ)

DOCとText間で相互に変換できる。

b. WDIC

メモ

DOC(内蔵、MS内任意フォルダ指定可能、現在は/PALM/PROGRAMS/Docs)

Text(MS内任意フォルダ指定可能、現在は/Texts)

PDIC形式の辞書を使って単語検索ができる。

c. PooK

DOC

Text(ディレクトリは/Textsのみ)

結局のところ、ちょっとした覚え書きをするならCrsMemoでメモ形式が素早くてよいが、そのデータをPCで活用するならVFSiでText形式を使うのがよい。既存のTextデータを閲覧するだけならWDIC、編集するならVFSi。DOCの場合、編集するならDocs to GO、閲覧ならWDIC。DOCとtext相互変換用にJ-DOC。まあ変換はMac上で行う方が現実的か。