kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

VT250FG復活



昨日はVTの整備をちょこっと行った。したことはキャブの清掃。ほぼ2年近くお不動様のため見事にキャブの中身が腐り、エンジンがかからなくなっていたので、キャブをばらして掃除することにした。(とてもオーバーホールとはよべないレベルだが)

手順

まずはカウルの取り外し。これは今回初めて正しい(と思われる)手順が判明した。(笑)メーターパネルの左右の黒い樹脂製パーツのプラスネジをはずすとカウルを固定しているネジにアクセスできるのだ。いままで無理矢理引っぺがしていたのはなんだったのだ。というかそれではずせるようになっていたと言うことは購入したバイク店がそういう風に適当に取り付けていたと言うことか。

次にタンクの取り外し。コックの樹脂パーツをはずし、タンク前後のボルトを抜くとはずれる。タンクに3年もののガソリンが結構満タン近く残っているため、持ち上げながら燃料チューブと負圧チューブをはずすのに苦労する。

エアクリーナーを上から順に分解していく。ふた→乾式クリーナー→ネット付きのパーツ→アルミのパーツ。アルミの皿状のパーツはどうやらガスケットを介してキャブ固定されているくさいのではずすと本来ならばガスケットを交換すべきなんだろうが、今回はそのまま。ボルトのところにピンが入っているのではずしにくい。(1つ無くしてしまったのは見なかったことにする)

ようやくキャブが見えるので、インシュレーターのバンドをゆるめて引っこ抜く。古くて劣化している上に寒さでかちかちなので難儀した。ヘッドカバーとキャブボディーの隙間にドライバーをつっこんでこじって何とかはずす。ヘッドには多少跡がついたが、そもそも腐食でぼろぼろなので気にしないことにする。

キャブははずれたのだが問題発生。チョークワイヤーのはずし方がわからない。(汗)しかたがないのでつながったままその場でひっくり返しフロートをあける。中は予想通り汚い。メインジェットとおそらくパイロットジェットを取り外し、キャブクリーナー液につける。フロートとチェックバルブ、バルブシートもはずす。幸いバルブは特に摩耗もないし汚れも付着していなかったのでパーツクリーナーでささっと洗浄でおしまい。はずしたジェットは完全に向こう側が見えない状態。(汗)本来はデリケートな真ちゅうなのでほじほじしたりするのはいかんのだがそうもいってられないので極細のステンレスワイヤーで穴掘り。何とか開通したのでよしとする。

そのほかの穴はエンジンかけてなければガソリンが溜まっていることもないので詰まることもないと思うが一応手当たり次第にパーツクリーナーで洗浄し、ジェットやフロート等を元に戻す。後はばらしたのと逆の順で組み付け。タンクまで乗っけたところでとりあえずエンジンをかけてみる。バッテリーは先日補充電しておいたので何とかセルは回るのだが、弱々しくてかかりそうにないため押しがけ敢行。2速で10メートルほど押したところでエンジンがかかった。その後しばらくちょっと高い目の回転で回しているとアイドリングも安定してきた。

エンジンをかけたまま、外装をとりあえず戻して一応完成。

さてと自賠責を復活させるとするかね。

その前にあちこちに浮いてきているさびを何とかしてやろうか。

3年もののガソリンでも一応ちゃんとエンジンが回っていたけどやっぱり交換すべきだろうか。

タイヤもいいあんばいにカチカチになっていそうだわ・・・