kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

RX200S6のオンボードSATA software RAIDを使わないでCentOS7をインストール

諸般の事情でRX200S6のRAIDカードを他に回したところ、enbedded MegaRAIDがCentOS7ではドライバがなくて使えないということになり、まあ引退して部品取りでもいいかと思っていたのだけれど、せっかくあるハードウェアを眠らせておくのももったいないということで、活用の方法を考える。

結論としてはオンボードソフトウェアRAIDは殺してしまって普通のAHCISATAとして使うことが可能であった。
F2でbios設定に入り、AdvancedからAdvanced system configurationに進み、RAID enable をdisabledに、SATA AHCI enableをenabledに設定してやる。
HDDは前もってRAIDで使っていた状態から適当な機械でExFATなどに初期化しておく必要がある。

これだけ設定すれば普通にSATAディスクとして認識してインストールも普通にできるようになる。
NASとして使うならFreeNASなど入れてOSの機能でsoftware RAIDを使うと良さげである。

まあRX200S6をNASに使うのは無駄に電気代かかりそうではあるけど、CPUを1個に減らして4コア程度に適当にデチューンしてやれば良いような気もする。ただ、そのままでは2.5インチディスクなので最大容量、容量あたりコストはイマイチではあるので、3.5インチHDDをどうにか外付けするとかの工夫はしたほうがいいかもしれない。しかしそうすると今度は冷却に難が出てくるわけで、なかなか一筋縄には行かないのだな。RX200はMBが巨大なので3.5インチバージョンはそもそも無いしな。


追記
CentOS7のインストール時にターゲットディスクとして複数HDDを指定して、パーティション自動設定を行うと、複数のHDDをsoftware RAID0で束ねてくれるようだ。ストライピングしたくないなら、逆に自分で設定を行う必要がある。もしくはあとからdiskを追加するとか。