相変わらずUbuntuのお作法に慣れない。
JetsonNanoのjetpack4.5特有の現象なのかわからないが、ローカルでログインしていない状態では無線LANが接続してくれない。おそらく有線LANだとそんなことはないのだと思うし、CentOSでも無線LANを使ったことがほぼないため、同じなのかもしれない。いずれにしてもリモートからsshログインして運用するにはこれはいただけない。いちいちキーボードやモニタを繋いでログインしておかないと使えないわけだから。
ということでログインしなくても無線接続できるようにしておく。
$ sudo nano /etc/network/interfaces auto wlan0 iface wlan0 inet static address 192.168.1.10 netmask 255.255.255.0 gateway 192.168.1.1 wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
まずこんな感じに追記しておく。
この例では固定アドレスにしたが、DHCPにするなら
auto wlan0 iface wlan0 inet DHCP wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
としておく。まあリモートログインするサーバをDHCPにしておくことはないと思うけど。
続いて
sudo sh -c "wpa_passphrase [ssid] [password] >/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf"
として、無線接続のためのssidとパスワードを与えておく。ただしこのままだと/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confに平文でパスワードが記載されてしまうため、ちょっとよろしくない。
ただ、併記された暗号化されたパスワードが実際は意味があって、平文のパスワードはコメントアウトされて記載されているだけなので、その行を消しておくと良い。
これで再起動したら自動で無線接続されることになる。ヘッドレスで固定設置する分にはこれで良かろう。モバイル的に運用するにはやっぱりモニタを接続してローカルでログインするしかないけど。まあ、固定運用なら有線でいいという話もあるな。
USBケーブル直結によるリモートログインというのが一番お手軽なんだけど、その状態で煙吹いたのがちょっとトラウマなのでねえ。