csvファイルの読み込みができないDocuments-to-Go 6のエクセルシートは改行の入った文字列もセルに分割して代入してくれず、１つのセルにどかんとペースとしてしまうため、折角１行１データのデータをシリアル転送しても計算式に一括代入して計算させることができなかった。
そこでなんとかならないかと内蔵関数を調べてみるとMIDという関数が指定文字数目から指定文字数だけを抜き出してくるということが文字列に対してできるようなのでこれを使うことにした。得られているデータは５桁＋リターンなので１、７、１３と６文字おきの文字から５文字分を抜き出して１セルにおさめるように指定したところ、きちんと思惑通りに並べることに成功した。これで１０００行のデータだろうが一発でエクセルシートに流し込んでパワー計算までやってくれる。ただし残念なことにDocument-to-Goでは分散図をかけないので、グラフ化まではできない。これができれば完璧だったんだが。あと、１００行程度のデータでもClieSJ30のDragonballVZ33では荷が重いのかすごく時間がかかる。これもまあ仕方のないところ。ARM系のPalmだともうちょっとサクサクとやってくれるとは思うが。結局グラフ化はできないので、この辺が限界か。
セッティングに使うならいくつかのセッティングを試して、計測し、家に帰ってからじっくり解析、検討して一番いいものを選ぶという使い方が正しかろう。
