長いことほったらかしにしていたJetson Nano 2GBの電源を久々に入れてみたら、Ubuntu18.04だった。
B01のほうすらほとんど使い道がなくて放置しているけど、あれは20.04にはしてあったはず。
というわけでいちおうシステムをアップデートしておこう。
多分トラブル頻発してすんなり行かないから記録しつつやってみよう。
まずは
sudo apt update && sudo apt -y upgrade
あ、なんだ、すんなりいけた。
sudo apt -y dist-upgrade && sudo apt -y autoremove
なんかchromiumをアンインストールしておかないとダメらしい。
sudo apt-get remove --purge chromium-browser chromium-browser-l10n
そして
sudo nano /etc/update-manager/release-upgrades
で、一番下の行の
prompt=never
を
prompt=normal
に変える。
一旦再起動して、
sudo do-release-upgrade
あれ?やっぱりここでだめだ。インデックスファイルのダウンロードが失敗して
システムを元に戻しています
中断します
とか言われてプロンプトに戻ってしまうよ。
んー。素直にJetPackをバージョンの上がったものにして再インストールかな。
と思ったらJetson NanoはB01も2GBもubuntu18.04ベースのJetPack4.6.4以上は対応してないのね。
ちょっと製品寿命短すぎない?
とりあえずJetPackをNanoの最終バージョンである4.6.4にしてクリーンインストールし、設定を一通りやった上で、上記のウップグレードをもう一度試してみる。
その結果無事に20.04にアップデートできた。
~$ screenfetch ./+o+- kkuro@kkuro-JN-2G yyyyy- -yyyyyy+ OS: Ubuntu 20.04 focal ://+//////-yyyyyyo Kernel: aarch64 Linux 4.9.253-tegra .++ .:/++++++/-.+sss/` Uptime: 12m .:++o: /++++++++/:--:/- Packages: 2465 o:+o+:++.`..```.-/oo+++++/ Shell: bash 5.0.17 .:+o:+o/. `+sssoo+/ Disk: 19G / 30G (68%) .++/+:+oo+o:` /sssooo. CPU: ARMv8 rev 1 (v8l) @ 4x 1.479GHz /+++//+:`oo+o /::--:. RAM: 730MiB / 1971MiB \+/+o+++`o++o ++////. .++.o+++oo+:` /dddhhh. .+.o+oo:. `oddhhhh+ \+.++o+o``-````.:ohdhhhhh+ `:o+++ `ohhhhhhhhyo++os: .o:`.syhhhhhhh/.oo++o` /osyyyyyyo++ooo+++/ ````` +oo+++o\: `oo++.
ちなみになんで今更Jetson Nanoなんて持ち出したかというと学会のポスターとしてディスプレイを貼り付けてやって、chromeのキオスクモードを使ってインタラクティブにいじれるとおもしろうそうかな、と思って、PCを持っていくのもアレなのでJetsonでいいんじゃないか?と思ったのでした。