kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

LaFoneraキター (MacでFonera/dd-wrt)



んー。出品者はツクモ電機で500円で大量に買って売りさばいている模様。

たいして儲からんぞ。手間の割に。

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さてっと。一応中身の確認。

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で。おもむろにネジをはずす。

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じゃーん。ご本尊登場。さすがに安そうな基板だ。使ってないランドパターンがいくつかあってちょっと気になるな。SW1は6ピンか・・・何のスイッチだ?

USBとかつなげられたらかなり遊べそうだけど、USBコネクタをつけられそうなパターンはないな。

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とりあえず関係ないけど裏面も見とこう。MACアドレスは内緒だよ。

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で、シリアルでごにょごにょするためにこれを使う予定。ちなみにこれはHandspring Visor (PalmOS搭載PDA)用のシリアルホットシンクケーブルの残骸。

コネクタが欲しかったのでケーブルは引っこ抜いてしまってあったもの。いやあなんでも残しておくもんだ。(そんな事してるから部屋が狭いという話もある)

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ここでシリアルのレベル変換するはず

一番右がRxD、一番左がTxD、TxDの隣が5V、右から4番目がGNDだ。

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さて、ここから先はハンダ付けがいるので子供らが寝静まってからだな・・・ウヒヒ。


とりあえず配線してみた。

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これをこういう風に繋いでっと。この写真の接続はくるっと180度間違ってますな。左下のピンがGNDのようです。某氏のページに危うくだまされるところでした(w

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キターーーーーーーー!Mac上のVirtualPC/win2000からアクセス成功。

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キターーーーーーーーーーーーーーーーーー!

できますた。

結局シリアルコンソールはWinPCからつなぎ、TFTPはMacOSXにデーモンが含まれているのでさくっとターミナルから起動してやりました。(注:同じマシンでTFTPとシリアルコンソールでもOKだが、この時点ではMacでシリアルポートが使えなかったのでこうした。)

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早速スピードチェック。

BLR-TX4 / LaFonera / gw-us54mini2bととりあえず既存ルータ経由の測定。

5.107 M bps

5.115 M bps

2.689 M bps

5.025 M bps

4.558 M bps

5.083 M bps

5.096 M bps

5.109 M bps

5.065 M bps

5.1 M bps

Ave. 4.7947 M bps

ルータ有線よりもなぜか速いよ?今日は空いてるのか?

最後に。

LaFonera直結 / gw-us54mini2b

8.939 M bps

6.568 M bps

6.757 M bps

7.554 M bps

6.953 M bps

8.118 M bps

7.326 M bps

7.601 M bps

8.939 M bps

6.56 M bps


Ave. 7.5315 M bps

オオー。計測した時間が違うせいもあるかもしれないが2倍近く速度アップしたよ。

もしかしてMac MiniのLANコネクタって遅いのか?100base-TXなのに。



追記

SW-1はGPIOらしい。CPU直結の汎用IOってことかね。

しかしMIPSの制御なんて知らんからどうしようもないね。

JP1はなんなんだろうか?


追記2

ファームのバージョンアップはWEBインターフェイスからできるようになっているんだが、これが高頻度で失敗する。こうなるとWEBからのアップデートはいくらやっても生焼け状態となり、結局シリアル繋いで一からインストールし直さないと具合が悪い。

ということで毎回あちこちのページを参照し直しながら再インストールするのにくたびれたので、自分のページにも覚え書きを貼付けることにした。


ip_address -l 192.168.1.2/24 -h 192.168.1.1
fis init
load -r -v -b 0x80041000 root.fs
fis create -b 0x80041000 -f 0xA8030000 -l 0x002C0000 -e 0x00000000 rootfs
load -r -v -b 0x80041000 vmlinux.bin.l7
fis create -r 0x80041000 -e 0x80041000 -l 0x000E0000 vmlinux.bin.l7
fis create -f 0xA83D0000 -l 0x00010000 -n nvram
reset

これがシリアルで入力する全て。いちいち入力してると間違いの元なのでコピペが無難。

TFTPはOSXにデーモンとして入ってはいるけどターミナルからだと素人にはわかりにくいので

http://mac.softpedia.com/get/Utilities/TFTP-Server.shtml

のTftpServer.appというのを使うと良い。

このappをダウンロードし起動すると

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このようなウインドウが開くので、Change Pathで公開するフォルダを指定し、そのフォルダに

root.fs

vmlinux.bin.l7

の2つを入れておく。準備ができたら左上のStart TFTPを押してデーモンを起動する。

TFTPを起動するMacの有線LANのIPアドレスを192.168.1.1にしておく。LaFoneraは192.168.1.2に上記コマンドで設定される。

MacとLaFoneraを有線で接続する(普通のストレートケーブルでOK)。シリアルターミナルを開くMacとTFTPを起動するMacは同じマシンで大丈夫。

ターミナルの設定は9600N81

  1. PHY云々とでたらすぐにcontrol+cを押しておく。

redboot>

で止まるので先ほどのコマンドを1行づつコピー&ペースト&リターンして行く。

以上