現在ラボメンバー間の情報共有にはSlack、Benchiling、Google calendarとバラバラのツールを使っている。
そこにプロジェクト進捗管理グループウェアを追加しようということになったので、RedMineをサーバに立ち上げてみた。
だが、うちのサーバはファイアウォール内のサーバなので、外からアクセスできなくて不便。
ということで次に、外にレンタルしているサーバValue-serverにRedMineを入れようと頑張ってみたものの、rootが使えないとやはり構築に苦労した。
第一RedMineはITバリバリじゃないメンバーには敷居が高すぎて、試験運用してもさっぱり使ってもらえなかったという反省もあって、低機能だけどとっつきやすい、まあ、ToDoメモに毛の生えたくらいのツールを自前で用意するか、ということになった。
Value-serverで標準で使えるようになっているWEBツールはWordPress、MovableType、XOOPSの3つ。
とりあえずこれまでに使用経験のあるXOOPSでサイト構築を始めてみたのだが、XOOPSってすっかりオワコンなのか、情報も更新も止まって久しい感じで全然うまく構築できない。
MovableTypeも一瞬かじったことがあるといえばあるが、結局、現在WordPressの一人勝ちじゃなかろうか、ということでWordPressを初めてまともに触ることになった。
Value-serverで簡単にインストールできるようになっているので、特に問題なくインストールは完了。
テーマはシンプルなのが良かろうということでDanというものを使ってみる。
メインの進捗管理はCollabPressというプラグインを使うことにし、登録メンバーのみアクセスできるサイトとすべく、WP Maintenance Modeというプラグインを入れる。
権限を設定し
アクセスを制限していることを示す入り口を設定
またCollabPressは
こんなふうに制限をかけておく
登録するユーザーは
寄稿者レベルにしておく
さて、これでプロジェクト管理はそれなりにできるようになったので、もう一点。Slackは無料プランでやっているがデータをやり取りしているとあっという間に容量制限に達してしまい、投稿できないということが起こっていたので、どうにかしたいと思っていた。そこで、WPのブログ、及びコメントを利用して、データのやり取りができるようにしてやることにした。ただし、WPではSlackのような携帯アプリとかないので投稿があったときに通知を受けることができないのは問題だ。そこでWPに書き込み、データアップロードしたら、その旨Slackに通知を飛ばすプラグイン、その名もSlackをインストールした。
このプラグインはSlackのWEB APIを利用して通知を送るようになっている。
incoming-webhookというのをSlackの設定からひらき、接続したいチャンネルを選択して
インテグレーションの追加をポチッと。
WPのダッシュボードにできたSlack というタブで
こんな感じに設定して出来上がり。