kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

アバターのアップロード

VRoidで作成したアバターをVRChatにアップロードしてみる。
VRoid StudioはMacにインストールしてMacで作業した。出来上がったアバターVRMにエクスポートして保存し、UbuntuUSBメモリで運搬。いろいろ先人のページを見ているとこれをBlenderで微調整して、Unityでアップロードするということになっている。というわけでBlenderとUnityをUbuntuにインストールする。
おもにはこれらのページを参考に
Ubuntu20.04でBlender/Unity/Steam/VRChatをインストールする - Phiel_ing
【Unity Hub】UbuntuでUnity3DとVRChat SDKインストールする方法 | 内向型人間の知恵ブログ

Blenderblender-3.1.2
UnityHUBは2.4.6
Unityのエディタのバージョンは2019.4.31f1
UnityのVRChatプラグインはVRCSDK3-AVATAR-2022.05.04.17.47_Public.unitypackage
UnityのVRMプラグインはUniVRM-0.98.0_2f6b.unitypackage
という組み合わせ。

VRChat SDKのダウンロードはVRChatのアプリではなくウェブサイトにログインするとダウンロードサイトがあるのでダウンロードしておく。SDKは多くの解説ページではSDK2を使って書かれているが、UbuntuでやるにはどうやらSDK3でないとコンパイルが完遂できないっぽい。

つぎにUnity Hubをインストールし、(ユーザーアカウントの登録などはすでにWindows版で行っていたので割愛)Unityエディタをインストールする。エディタのバージョンはVRChatの現時点の最新バージョンに依存するので、ここ(
Currently Supported Unity Version
)を確認する。
UnityHubのインストール画面からは推奨リリース、正式版から選択するのだが、現状では2019.4.31f1はリストされておらず、ダウンロードアーカイブへリンクで飛ぶ。で、該当バージョンのUnity Hubというボタンを押すのだが、そのままでは反応がないときは

$ xdg-mime default UnityHub.desktop x-scheme-handler/unityhub

とする。
Unityのインストールができたらプロジェクトを作る。新規作成で適当にディレクトリやプロジェクト名をいれて作成。Unityは1バージョンしか入れていなければそれがそのまま使われる。
プロジェクトを開くとAssets>Import Package>Custom Package....でSDKをインポートする。
同様にUniVRM-0.98.0_2f6b.unitypackageもインポートする。
ダウンロードはこちらから
Releases · vrm-c/UniVRM · GitHub

そのうえで、VRM形式で保存したアバターをAssetsのウインドウにドラッグ&ドロップする。

結局Blenderでは何もしなくてもとりあえずアップロードまでできたけど、細かな動きとか再現したければ骨の数を増やしたりするんだと思う。今回総ポリゴン数が4万を超えていて、ちょい重いかもしれない。ポリゴン数の調整なんかもBlenderでやるといいのだろうと思う。

Assetsにいれたアバターファイルを今度はHierarchyウインドウにドロップすると、メインのSceneウインドウにモデルが表示されるはず。

右のカラムにAdd Componentというボタンがあるので押す。VRC Avatar Descriptorを選ぶのだが、そのままではリストに現れないので虫眼鏡ウインドウにVRCくらいを入力して探すと一覧に現れる。謎仕様。
すると右カラムにVRC Avatar Descriptorが現れるので、View>View Positionで視点を調整する。アバターの顔の前に浮かんでいるグレーの点が目と目の間に来るようにXYZを入力する。

最後にアップロード作業。
VRChat SDK>Show Control Panel
で開くウインドウでまずはVRChatにログイン->Builderタブに移動->エラーに対応->Build & Publish for Windowsボタンを押す。

するとコンパイルが始まり、最終的にメインウインドウのGameタブにインストール画面が表示されれば成功。
この画面が何故かすごく解像度が低く、入力を求められていることがわかりにくいのだが、Avatar Nameを一番上のボックスに入力し、その下の枠のさらに下のチェックボックスにチェックして、一番下にあるUploadボタンを押す。

以上で作成したアバターがVRChatサーバにアップロードされているのでVRChatアプリでアバターを選ぶことができるようになる。