kuroの覚え書き

96の個人的覚え書き

Raspberry Pi 3BにMX Linux

Raspberry Piの市場流通が減り、明らかに割高な価格で取引されてきたが、最近になってようやくちょっとまともな値段に戻ってきている。とはいえ現在主流のPi4ではもともと定価ベースでもそれなりに高額になってきており、単なるIoT制御基板としてはちょっとなあ、という感じになっている。
ということで未だにPi3Bを使い続けているのだが、こちらは4と並行して流通しているはずだが、まだ市場価格は落ち着いてきていない。
まあ、それはいいとして、Pi4が主流となっているせいか、公式OSであるRaspbianはなんだかどんどん肥大して、3BでGUIを動かすにはちょっと厳しくなってきているように思う。
3Bを使い続けている層はおそらくはデスクトップ環境とかには興味がなく、ただ組み込みLinux環境が動けばそれで十分、ということなんだろうか。わたしもPi3Bをデスクトップマシンとして常用する気はさらさらないのだが、実機で開発するときにはGUIも多少動いたほうがちょっと便利なきょくめんもあるよな、ということで純正Raspbianに見切りをつけて軽量なOSを探すこととした。
目についた候補はDietPiなんだが、アイコンがちょっとどうなの?というデザインで・・・(そこか!
で、ふと目に止まったMX Linuxを試してみることにした。
Pi Imagerには登録されていないので、まずはサイトからダウンロードしてくるところから。
MX-Linux - Browse /Community_Respins/Raspberry Pi at SourceForge.net
このMXRPi_22.03.08.imgをPi Imagerの「カスタムイメージを使う」、で選択して、インストールするだけ。
インストールに先立って歯車マークをクリックし、ホスト名とか、ユーザ、無線ネットワーク関係を前もって設定しておくと、インストールと同時にその設定もやってくれるのは便利だね。

さて、インストールが完了すると自動ログインでさっき作っておいたユーザでログインしてデスクトップが表示される。確かに動作は比較的キビキビした感じではある。ブラウザを開くとかそれなりに重い動作もあるけど、ターミナルを開いたり、設定を開いたりというくらいの動作ならサクサク動く。まあ基本ネットワークの設定とかsshの設定ができてしまえば、あとはリモートからsshとかVScodeとかでアクセスしてGUIは切ってしまってもいいんだけどね。

普通のRaspberry Pi Configもあるけど

MX Toolsというユーザー管理などができるツール

さらにツールバーにはsetting managerなんてのもあり、色々設定を操作できるがちょっとややこしい。

システム関連だと、タスクマネージャがあるのはちょっといいかも。

ちょっと気になったのはターミナルのフォントが幅広すぎて見にくいくらい、ロケールの変更に伴って使われている日本語フォントのせいかな。