まず、ストレージとしてUSB接続のHDDを使うことにする。
フォーマットは何でもいいが、MacユーザということでここはあえてのHFS+としてみる。(ただしFAT32はマウントしたユーザーしか書き込みできないので都合が悪い。NTFSはOSXでマウントするのが面倒だし。)
HDDはMacにつないでディスクユーティリティーを使ってHFS+にフォーマットした。
ラズパイにHFS+を理解させるべくいくつかインストールする。
まずはお約束のsudo apt-get updateとsudo apt-get upgradeをやっておく。
次に
$ sudo apt-get install hfsplus hfsutils hfsprogs
マウントポイントを適当に
$ sudo mkdir /mnt/hdd1
てな具合に作ってここにマウントする。
マウントは
$ sudo blkid /dev/mmcblk0p1: LABEL="RECOVERY" UUID="E2E5-EC4A" TYPE="vfat" /dev/mmcblk0p3: LABEL="SETTINGS" UUID="dce489c1-18fd-4962-94af-bff07fded196" TYPE="ext4" /dev/mmcblk0p5: SEC_TYPE="msdos" LABEL="boot" UUID="0639-804A" TYPE="vfat" /dev/mmcblk0p6: LABEL="root" UUID="797cbd85-ffa7-438c-ab2d-ff5e333ccf5d" TYPE="ext4" /dev/sda1: LABEL="EFI" UUID="70D6-1701" TYPE="vfat" /dev/sda2: UUID="73d5b428-d1ce-3791-97fb-42a6e001330a" LABEL="M-eM-^PM-^MM-gM-'M-0M-fM-^\M-*M-hM-(M--M-eM-.M-^Z" TYPE="hfsplus"
この中でUUIDを使ってマウントしてもいいが、/dev/sda2に認識されているので
$ sudo mount -t hfsplus /dev/sda2 /mnt/hdd1
これでマウントできるか確認してみる。結果OKなので、起動時に自動でマウントされるように
$ sudo nano /etc/fstab /dev/sda2 /mnt/hdd1 hfsplus defaults,force 0 0
こんな感じ。
念のため一度マウントを解除して
$ sudo umount /dev/sda2 $ sudo mount -a
で、マウントされるか確認。
さて、続いてsambaを入れる。
とりあえず
$ sudo apt-get install samba
これ。
$ sudo chmod 777 /mnt/hdd1 -R
で読み書き自由に設定しておいて、
$ sudo service samba restart
でsambaを起動する。更に設定ファイル/etc/samba/smb.confに
[RaspNAS] comment = PiNAS path = /mnt/hdd1 public = Yes read only = No writable = Yes guest ok = Yes force user = pi
こういう記述を追加して、sambaを再起動するとHDDまるごと公開される。
ただしセキュリティーは最弱なのでWANから直接覗かれる、もしくは穴が空いていると超危険。
追記
FAT32でも設定次第ではフルアクセス可能とのこと
chmod 777ではだめ。
mountするときにオプションを付ける。
sudo nano /etc/fstab UUID=xxxxxxxxxxxx /mnt/usb1 vfat auto,users,umask=000 0 0
こんな感じでOK