学会発表とか大事な場面でマイクの通りが悪くて何度も失敗しているため(比較的)ちゃんとしたマイクを使ってみようと思いたち
これを買ってみた。888M マランツプロ USBコンデンサーマイク。
コンデンサーマイクと書いてるがエレクトレットコンデンサーマイクと呼ばれるタイプでファンタム電源はいらない。しかしPCのマイク端子から取れる電流程度は必要なのでダイナミックマイク用のオーディオインターフェースでも使えないちょっと癖のあるマイク。つまりはヘッドセットについているPC用マイクと同様な代物なわけだ。
Sonyにも同様な形状、構成のマイクがあり、それなりの音が取れることは知っていたので、更に安いこいつを試してみたくなり、つい。
で、学会発表で使ってみたら見事撃沈。だめっす。本番で冒険するの良くない。←アタリマエ。
どうも付属のUSBインターフェースとMacの相性が非常に悪いらしく、ハウリングしてるような、もしくはガラス越しのような不鮮明な音しか録れないらしい。
ところが、実はこのマイクMacで使うならわざわざ付属USBインターフェースに繋がなくても、ヘッドフォンジャック(マイク兼用4端子)に接続すれば非常にクリアな音が取れることが判明した。
こういう分岐のアダプタをMacのヘッドフォンジャックに挿し、マイク側に今回のマイク、ヘッドフォン側に何らかのヘッドフォンをつなぐといい。
Macに内蔵されているADコンバータは結構優秀なようで、ローノイズな音がちゃんと取れるようにもとからなっているので、安物のUSBインターフェースなど使わないほうが良いというわけだ。
最近はすっかりMacの脇にスタンバっており常にスタジオ状態で仕事している。マイクカフでも導入しようかな。